正直、先生に教わる前はまるで無意味な勉強を重ねていたように思います。先生と関わり正しい英語の勉強法を学んだ結果1週間でセンター英語の得点が50点上がり、その1週間後には180点を優に超える得点力を得ることができました。目からウロコな勉強法の連続で、自分でも驚くくらいに点数が伸びていき、本当に赤本先生に出会えてよかったと心から思います。

当時の僕は英語が大の苦手で何をすれば成績が伸びるのか、参考書は浮気をし、学校の先生から貰ったアドバイスを元に勉強しても一向に成績が上がらず、自分には英語の才能がないのではないかと悩んでいました。そんな時、平島先生が過去問研究の仕方、使う参考書や知識の絞り方など当時の僕には考えつかなかったことを教えてくれました。その時僕は英語に関しては諦めムードでしたし、こんな簡単に上がるわけがないと半信半疑でその方法通り勉強を進めました。しかし、英語も過去問研究は凄まじい効果を発揮しました。必要な知識を絞り、今持っている知識を総動員するだけで点数はみるみる上がり、10時間勉強会でその日のうちにセンター英語の得点が70以上上がりました。英語に対する考え方が180°変わりました。

平島先生に言われた通りに勉強をしてみると1日1時間しか勉強していないのにもかかわらず、1ヶ月後の模試で英語の偏差値が10も上がりました。正直どこの高校にも行きたいとも思っていなかった僕ですが、この頃からここで勉強すれば、もっと上のランクの高校に行けるのではないかと期待をし始めたのです。そして先生の厳しい指導の中、言われた通りに勉強してみたところ、最終的に行きたい高校から更に2ランク上のレベルの高校である上野高校に合格しました。大の苦手だった英語が今では得意科目です。

英語の成績が上がらない。

というより、そもそも読めない。
てか、英語が嫌い。

このページを読んでいる多くの方は、そんな状況のはずです。けれども、ここまで辿り着いたという時点で、決して点数を上げることを諦めたワケではないはずです。自分なりに様々な原因を分析していることかと思います。

英語の偏差値が上がらない要因は「単語」 「文法」 「長文」のどれかに問題がある…そう考えるのが一般的です。 しかし、もしも英語嫌いの理由がそこにないとしたら。そして、英語に対する認識そのものを変えることで、成績が短期間のうちに急劇に伸びるのだとしたら。

真理は常識の外側に存在します。

実は、あなたの英語の成績が上がらないのも、いくら勉強しても結果までの道のりが果てしないように感じるのも、全ては“英語の認識”そのものへの誤解に問題があります。

日本語と同じような感覚で英語を認識できるなら、もっと英語は学びやすくなります。

あなたは今、英語を”暗号”を解読するかのように脳内で処理している状態です。
だから解釈しづらいし、読みにくい。

これが最初から、日本語のように英語を言語として捉えていけるようになると、英語の成績がグングンと伸びていくのです。

今回の英語講座では、認識学の観点から英語を再解釈し、中学英語の範囲から順に完全に網羅します。これによりたった1ヶ月で英語の偏差値10以上UPを狙います。

短期間で成績を上げるのに必要なのはテクニックではなく「土台」です。
この土台をイチから、いやゼロから再構築しましょう。

★ 英語話者の視点・常識を知る。

★ 文型で英語を捉え直す

★ 英文を前から認識する

★ 予測読みをマスターする

★ 正しい記憶術を学ぶ

これから、それぞれについて丁寧に解説していきます。

英語に変換すると、

” I’m lost… “
「私は(地図上から)いなくなってしまった」

という雰囲気になります。

” I’m lost.”は分解すると” I am lost.”ですね。

「私は　～という状態で存在している　失われた」→「私は存在自体が失われた」と直訳できるわけです。

つまり「地図上から消えた→俯瞰している自分が地図上でどこにいるのかわからなくなった→迷子になった」となるわけです。

他にも

I made friends with a woman from England.
イギリス出身の女性と友達になった。

という例文でも、俯瞰的視点が英語圏では重要視されてることがわかります。

日本人なら女友達を「一人」作ったことから” I made a friend ～ “としたくなるところです。しかし、英語話者はどうでしょうか。上から俯瞰したときに「私と女性、合わせて二人」が存在することになるので、friendは複数形「friends」になります。

このように文化を知るだけで英語はどんどんわかりやすくなっていきます。ここを押さえずにひたすら暗記をしていると非効率な学習をすることになり、時間をかけても英語ができるようにはなりません。

この講座では英語話者の視点をふんだんに盛り込んだ授業スタイルをとることで、実に効率的な学習を行うことができます。その学習方法こそが超短期間での偏差値UPという奇跡を引きずり出すのです。

文法とは文章における法律です。ここをしっかり押さえておかないと、どれだけ英語をたくさん勉強しても全てが無駄になります。

英語には5つの柱「5文型」というものがあります。
逆に言えば5つの型以外で英文を作ることはできません。省略などもありますが、それは前章で述べた英語話者の視点を手に入れることで解決します。

5つしか無いのに英語が不得意な皆さん。

安心してください。
みんな、それができないから英語は難しいとされているのです。では、なぜ5つしかないのに英語がわからないのか。

それは、5文型を意識して読む練習をしていなかったり、意識しようと努めていてもやり方が甘いために不完全な英文解釈をしているからです。5文型を意識して学習をしていると、次にくる文章の流れを予測できたり、解釈するスピードが上がります。

たとえば

He is a man who played basketball in the park yesterday.

という例文の場合、英文法の達人は以下のように解釈します。

彼は　～という状態で存在している　ある男　｜←はい！

ここで第二文型終了！！

「ここから先は男の説明が来るか、時空間の話が来るかのどちらかだろうな～」くらいに予測をつけています。そして「ああ、昨日公園でバスケしてた人ね」と補足情報を得ていきます。

今から説明する間違ったやり方はやめてください。
「彼は昨日公園でバスケをしていた男性です」なんて、最初から一読して綺麗な日本語に訳すやり方です。よく聞く英語を後ろから読むやり方。もちろんこの方がわかりやすいですよね、わかります。

しかし英語の達人のような読み方…つまり「きちんと前から英語を英語として読むように文型を意識して、後の展開を予測しながら読んでいる人」と、間違ったやり方である「英語を後ろから読んでいく人」とでは成績の伸び方に大きな差が出ます。

英語を後ろから読む人は、一定ラインまでの簡単な英文は読めます。けれど、複雑な英文は一切読めなくなってしまいます。参考例は以下

If our children were always spotlessly clean, never made any noise, were always pleasant when spoken to, jumped up at every request, and never talked back, there would be something very much the matter with them.

(秋田大)

単語が全てわかっていたとしても、文法的にどう読み解けば良いのかイマイチわからないのではないでしょうか？

このような英文も文法を意識して読んでいる人はスラスラ当たり前かのように読むことができます。当講座ではゼロから始めて、英語のトップレベルまで対応できるような内容にしていきます。どうぞご期待ください。

上記でも一部述べましたが、英語を後ろから順に訳す受験生があまりにも多いです。日本語を聞く時、読む時、話す時に語順をひっくり返して解釈なんてしますか？しませんね。

前から認識して、前から理解していくはずです。なのに英語だと語順通りに読まない。そして、どのチャンクがどの単語を修飾しているのか分からず、長い英文章のなかで迷子になる。正に” I am lost.”な状態ですね。

そりゃ上達しないワケです。

皆さんが速読を不得意とするのは英語を前から読む訓練をしてこなかったからです。手早く簡単に理解するには後ろから訳したほうが良いのかもしれませんが、それでは偏差値50以下止まり。皆さんには難関校の問題がスラスラ読み解けるようになってほしいと思っていますし、大学受験でも強みになる英語力を養成していきたいと思っています。

そのための方法が、英語を前から順に読み、迷子にならないことなのです。

何故あなたは日本語をスラスラ読め、聴き取れて、書けるのですか？

「そりゃ、日本人ですから日本語はできて当然っしょ！」

いいえ、そんなことはありません。例えば、好きなアーティストの新曲が出たときに流れてきた音楽の歌詞をあなたは全て聴き取れますか？時々間違えてしまうことってありませんでしたか？カラオケに行って初めて歌詞の覚え間違いに気づくこともザラでしょう。では日本人なのに何故聴き取れないのでしょうか？

それは言語学の性質に起因しています。

言語は予測と認知のできないものであれば、それはたとえ母語であったとしても理解はできません。新曲が理解できない理由は正にそれです。どんな曲調で、どんなテーマで、どんな想いで書かれた歌詞なのか。背景情報が全く無い状態では、たとえ母語でも聴き間違えるのです。

逆に背景知識がわかっていれば聴き取れる範囲は大きく広がるでしょう。

ここからは具体的に予測読みの話をしましょう。
まずは日本語で考えてみるのがいいですね。

友達一緒に話している中で「実は俺さ～」と言ってきたとします。

声のトーンにもよりますが、このあと「重大なこと」を話すのかな？と勝手に予測していませんか？

「そういえば！」と言ったならば「これからふと思い出したこと」を語るのかな？なんて予測できませんか？

人は無意識に次の流れを予測しながら言語を認識し理解しています。つまり、英語でも同様にこれは適用しないといつまで経ってもスラスラ英語が読めるようにならないわけです。

「I eat」と来たなら「何を食べるのかな～？」と考えてほしいですし、「I met a man」と来たなら「どんな男の人なのかな～？」なんてことを考えながら読んでほしいわけです。

こういった予測読みを講座内ではかなり意識して練り込んだ講座にしています。中学生だけでなく、高校生・大学生・大人にでも役立つ内容になっています。文法の意識だけにとどまらず、予測読みまでマスターできれば、まさに鬼に金棒なわけです。

さて、最後に大事になってくるのは「記憶力」ですよね。やっぱり覚えないことには始まらないのもまた事実です。

しかし、これにもやはり「やり方」があります。つまり、覚え方が間違っていると、いくら勉強しても覚えられないというわけです。この英語講座では覚え方も含めてレクチャーしています。

そう。ただ説明するだけで終わらず、ちゃんと覚えさせるところまで、この講座ではサポートしていくのです。

受験生でよくやってしまう３大 ダメ記憶法というのがあります。

❌ 殴り書き
❌ 読んで理解する
❌ 問題解きまくる

どれも非効率で「効率の良い記憶術」と比較すると記憶の定着度は1/10以下にまで低下します。逆にいえば効率よく記憶すれば、人の10倍物覚えがよくなるということですね。

この講座で記憶の仕方も含めてしっかりマスターしてガンガン英語を得意にしていきましょう！！

早速『英語完全攻略の書』の講座内容に触れていこうと思います。この講座はすべてを動画で解説する、完全オンライン完結型講座です。また、一本あたりの時間にもひと工夫を施しました。

誰も置いて行かずに、一緒に30時間で英語の基礎を学び尽くすことを目標としています。

再生するのが億劫で結局見ない…なんてことの無いように、1本あたり最大20分以内に終わる動画を要点ごとに制作しました。

Be動詞の本当の意味といった知的好奇心のそそられる内容から、赤本先生によるちょっとした寸劇まで、真剣に、真面目に、そして面白おかしく英語の本質を解説していきます。

動画総数は総計30時間分。

1本あたり15分前後で合計で100本。この動画だけで英語の全てが学べます。